今日は、今回の遠征とは直接関係ないのですが、ずっと書きたかった「尊敬できる大人シリーズ」第一弾を更新します!!
長くなってしまうので、読みたい人だけお願いします。笑
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私が今、素敵な出会いの多い時間を送っている中で 「人を敬う」という気持ちがどれだけ心を豊かにしてくれているか、身にしみて感じることがあります。
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その気持ちを教えてくれたのは、自分が大人(二十歳)になる前に近くにいてくれた、尊敬できて信じられる大人たちです。
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その一人が、私の恩師 丸山弘道コーチ。

(今ではこんな優しい顔してくれますけど、あの時はすんごい怖かったです。笑)
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私が、9歳から18歳という人として心が出来上がっていく時期に、芯から愛情を持って厳しくしてくれる大人が家族以外にいた事は、本当に幸せでした。
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今の私がいるのは間違いなく、丸山コーチの存在があったからです。
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いい意味でも悪い意味でも今の私を作り上げたのは、丸山コーチ。ということですね。あーあ。笑
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コーチは、本気で取り組むことの素晴らしさを、厳しさと愛情を持って教えてくださいました。
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叱る側がどれほどのエネルギーを使うか、好かれていたいはずの相手に厳しい事を言うことがどれだけ苦しいか、私は最近になって知りました。
(今の私の場合まだ妹くらいしか対象はいませんが)
それに気づいた時、丸山コーチすごいなあ。って、改めて私たちに対するコーチの愛情の大きさに気付き、コーチを大好きだった理由がわかりました。
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あの頃の丸山コーチは私たちにとって、一言でいうと「鬼コーチ」でした。
何度ブチ切れさせた事か…。
そりゃあもう怖かったですよ。
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練習中に帰らされた事なんて数え切れないほどあるし、
その日のうちには許してもらえず口も聞いてもらえない時もあったし、
終いにはレッスン中にボールを投げつけられてコーチが出て行っちゃった事もありました笑
あの日の事は今だにコーチと会ったら、話に出て爆笑です笑
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テニスでそんなに怒られる事あるか!?
と思うと思いますが、コーチが見てくれていたのは、プレーヤーである前に、人間としての私たちでした。
テニスの内容で怒られた事は数えられる程度しかありません。
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元気よく挨拶をする。
はっきり返事をする。
時間を守る。
約束を守る。
決められた事をきっちりやる。
当たり前の事を当たり前にやる。
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コーチの指導法はとにかく「徹底する」。
この一言に尽きますね。
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子供だろうが、大人だろうが関係ない。
そういう気持ちで、私たちにも容赦なく、妥協なく指導してくださいました。
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厳しいだけの大人はたくさんいるけど、実際のその人自身のやっている事を見て、尊敬できるって思える人はなかなかいないんじゃないかな。。
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超超厳しい丸山コーチでしたが、私たちがどんな時もコーチをしんじ付いて行けていたのは、コーチが自分自身にもとても厳しく、決めたらやり通すというストイックさと、芯の強さを持っていたからです。
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そんな大人を近くで見ていられたこと、また、直接指導してもらっていたこと、これは人生の財産以外の何物でもないですね。
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コーチの手を離れて5年、壁にぶつかるたびに小さい頃コーチに言われた大事な言葉を思い出します。
それは一つではなくて、その時の自分に必要な言葉たち、、、。
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だからあの時、このちょースパルタコーチめ!!って思った事も無駄じゃなかったんですね!笑
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歩んできた道は全部意味があった。
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時間が経ってそう思わせてくれた大人たちのように私もいつも自分に厳しく、妥協なく、自分の道をまっすぐに進んでいきたいです⭐︎

(ラストイヤーの全日本ジュニア終了後。この写真の私たちの涙は、コーチたちへの感謝で溢れていました。)
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丸山コーチ!大人になった今だから気付くコーチへの感謝の気持ち。あの頃はコーチ怖い!嫌い!って何回も思ってごめんなさい!笑
これからも、コーチの指導に恥じないように生きていきます!

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Nozo